厚生労働省の制度である「ものづくりマイスター」の派遣事業を活用して、５・６年生が、ものづくりに挑戦しました。今回取り組んだのは、木製のいすづくりです。ものづくりマイスターとは、実務経験が１５年以上あり、技能検定の特級、一級、単一等級の技能士、技能五輪全国大会成績優秀者（金・銀・銅賞）の技能があり、技能の継承等に意欲的な方をいいます。まず、図工室で、ものづくりマイスターから木や木材に関する講義を受けました。さらに、のこぎりやかなづち、インパクトドライバーなどの道具の安全でじょうずな使い方について教わり、ものづくり体験に取りかかりました。マイスターによる見事な手さばきを見せていただいたあとなので、子どもたちは、比較的手際よく作業を進めました。くぎを打つときに、どうしても少し曲がってしまい、手こずる面はありましたが、全員がいい作品に仕上げました。子どもたちにとって、ものづくりの魅力を十分に味わえた時間になりました。